誰にも言わず黙って家出した・・・
財布とケータイだけ持って何も考えず車を走らせ、気が付いたら雲の上を飛んでいた。 降り立った処は・・・東京。。。 もう暫くは来る事が無いと思っていたのに、また東京の人ごみに紛れている・・・ 2、3日経ったら帰るつもりだけど、行き先も告げずに出てきてしまったから、今頃きっと大騒ぎになってるかもしれない・・・ とりあえず泊まるところを確保しないとならないし、東京在の迷朋aちゃんに連絡を取ってホテルのラウンジで待ち合わせする事にした。 ホテルは平日だというのにたくさんの人がいて、アタシは判り易い様にとエレベーター近くのソファーに座り『これからどうしようか・・・』なんて考えながらエレベーターの表示をぼんやり眺めていた。 エレベーターが自分のいる階を表示して、扉が開く・・・ えっ!?うそっ!?!? ヴ・・・ヴァ・・・・・ヴァネが降りてきた!!! ヴァネはビックリして声にならない声を上げたアタシに気が付いて、次の瞬間あの笑顔で右の人差し指を口元に持っていき、ウインクした。 うなずくアタシに軽く手を振り、スタッフらしき人たちと談笑しながら人ごみに消えていった 一瞬の出来事にボーゼンとしていると何も知らないaちゃんがやって来て、あまりのアホ面なアタシにタックル・・・ そして・・・夢から目覚めた・・・爆
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